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①大講堂 
 
平成12年落慶 本尊 弘法大師像(鎌倉時代) 
②仁王門 
 

1212年に建立された 。室町時代と安土桃山時代に修理されたが、平成15年、現在の場所に移され、解体修理が行われた。

 
③多宝塔
 

平成14年に建立された。 多宝塔は本来、一重の宝塔。その周囲に裳階をつけたものである。
多宝塔は天台・真言宗が興ってから密教寺院で建てられた塔である。

 
④潅頂堂  
 

灌頂堂は平安時代に建立されたと推察されている。
平成15年、壷阪寺開創1300年を期に再建が発願された。高取城主本多因幡守が寄進した因幡堂の部材の大部分を用い、現在の正面五間、奥行四間のお堂として再建された。

⑤慈眼堂
 

平成16年秋には平屋のお堂としては、立派な大柱と回廊の部材を有効利用し、阿弥陀仏を祀り、新しい御堂を「慈眼堂」とされた。
建立の際しては、古い木材・瓦も無駄にすることなく、天井等は往時の鮮やかさが復元されている。
⑥礼堂
 
室町時代中期以前の建立。入母屋造り・本瓦葺。眼の観音様として親しまれている十一面千手観音菩薩坐像を安置。
⑦本堂   

703年本尊を祀る八角形の御堂。今の八角円堂は江戸時代の再建と言われている。
壷阪寺の本堂は日本で初めて建立された八角堂ではないかという説も出ているとか。

 
⑧三重塔 
 
室町時代の明応6年(1497年)の建立。


近鉄吉野線壺阪山駅から奈良交通バス壷阪寺前行きに乗り終点下車(約11分)。バス停から徒歩約5分。またはタクシー
西名阪道郡山ICから国道24号、国道169号を経由、清水谷交差点から県道119号線を約2km(案内看板あり)。




②仁王門
天竺渡来大観音像
⑤慈眼堂
⑧三重塔
⑥礼堂
⑦本堂
南法華寺(みなみほっけじ)・壷阪寺(つぼさかでら)





南法華寺(みなみほっけじ)は、奈良県高市郡高取町にある真言宗系の単立寺院。山号は壺阪山。一般には壺阪寺(つぼさかでら)の通称で知られる。703年(大宝3年)創建と伝え、西国三十三所第六番札所。

本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名。

先代住職のインドでの救ライ事業への尽力に対する返礼として贈られた「天竺渡来大観音像」は、大理石造り、高さ約20m、総重量1200トンの壮大なもの。その他、インド渡来のものとしては、石像大仏伝図、天竺渡来大石堂がある。

草創については不明な点が多いが、伝承によれば大宝3年(703年)に元興寺の弁基上人により開かれたとされる。京都の清水寺の北法華寺に対し南法華寺といい、長谷寺とともに古くから観音霊場として栄えた。(2014.7.28訪問)


創建年:703年 開基:弁基上人 本尊:十一面千手観音菩薩 別称:壷阪寺 宗派:真言宗系単立
①大講堂
③多宝塔
④潅頂堂