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  四天王寺(してんのうじ)




 
四天王寺が創建されたのは、今から1400余年前の推古元年(593年)。聖徳太子が鎮護国家と衆生救済のため仏教の守護神である四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)を安置し建てたと伝えられる。南から北に向かって中門、五重塔、金堂、講堂といった主要な堂宇が一直線上に並び、それを回廊が囲む建築様式を<四天王寺式伽藍>といい、日本でも最も古い伽藍配置様式である。当時は度重なる戦火や災害に見舞われ、多くが焼失したが、現在の建物は創建当時(飛鳥時代)の様式を忠実に再現。古代の建築様式が今に残るのは貴重といえる。
 総面積33,000坪、甲子園球場の3倍の広さを有する境内には四天王寺式伽藍のほか、聖徳太子の御霊を崇る聖霊院(太子殿)があり、創建当時の品々など500点余りの国宝・重要文化財を所蔵する宝物館もある。(2013.7.2)四天王寺案内書より



創建年:593年   開基:聖徳太子  本尊:救世観音菩薩  別称:金光明四天王大護国寺  宗派:和宗


       

四天王寺境内でもらったお堂の配置図、各お堂に人がいればもらえる。

境内に掲げられた伽藍図、これを見れば良く分かる。拡大して見て下さい。

地下鉄谷町線を降りて正面に阿倍野ハルカスを見ながら徒歩約5分で左手に中之門、ここから入りました。

門を入ってすぐ右に地蔵堂があった、ここの本尊は古来より眼病に霊験ありと信仰されているよう。

 
 
 
 

地蔵堂の前には無縁塔、ご覧のようにピラミッド状に祀られており高さも相当なものであった。

元三大師堂、1618年の建立で元三慈恵大師良源は叡山中興の祖といわれ、おみくじの創始者だったそうです。(重文)

大黒堂、甲子(きのえね)の日は大黒天をお祀りすると子孫繁栄、商売繁盛にご利益があるとのこと。

英霊堂、建物は相当いたんでいるがそこにいた人に聞くと再建されてからそんなに古くないようです。

 
   

六時堂、境内の中央にある立派なお堂でした。昼夜6回諸礼賛することからこの名前がついたようです。

六時堂の前にある石舞台(重文)右の写真にあるように毎年4月22日に聖徳太子を偲んで舞が舞われるそうです。

石舞台の前の建物に女性がいたので色々聞いている内に今年の4月の写真を見せてもらった。それを撮ったものです。

 
昔の漫才のネタに出てきた天王寺の亀の池です、確かに沢山の亀がいました。
       

太鼓楼、楽舎のとなりにありなかなか立派でした、

楽舎、4月22日にはこの建物の中で舞いに使う音楽を奏でるそうです。

亀井堂、この日は何故かこのお堂に沢山の方が御参りされていました。

本坊の庭園へ続く道なのですがこの日は本坊にははいれませんでした。

 
 
 
 

本坊への門ですが非常に雰囲気がありは入れないとなったら余計に入りたくなりました。

 
北鐘堂、南鐘堂もあり丁度、境内の対角線上にありました。こちらの方が古そうです。
 
伽藍の外から金堂と五重塔、非常に綺麗に見えたので1枚撮りました。

 
学校でも習った四天王寺式建物の周囲の伽藍です。いい雰囲気でした。
   

 

四天王寺式建物で五重塔、金堂、講堂(手前には仁王門)が見事に一直線上に建っていました。上空から撮れればもっとハッキリするのですが。

 
伽藍の中から太子殿の8角形の奥殿が見えました。立派だったので1枚撮りました。
 
講堂、一直線の一番北側に建っています。
 
金堂、なんとも言えぬ優雅さが感じられます。
       

この門は私の記憶からチョット消えてしまってます。スミマセン。

太子殿入り口、この門及び中の建物は他のお堂とは大分趣が違いました。

南鐘堂、先ほどの北鐘堂と比べ外観を見ても新しいなっていう感じでした。

中門(仁王門)の向こうに五重塔、アングルとしては私の好きな部類です。

 
 
 

チョット場違いになったかもっ知れませんが五重塔を単独で撮りました。非常に凛と建っています。

 
那羅延金剛力士、奈良・東大寺の像に次、日本で2番目に大きいそうです。

密迹金剛力士、前者と同じで重さ約1t身長は5.3m顔の長さは70cmもあるそうです。

 
寺の最南端に建つ石碑と中門(私の後ろは車が通っている道路です)
 

 
   

石の鳥居(重文)、創建時は木造であったが1294年に石造りに改められ今日に至っているとのこと。

 

ここからは四天王寺別院の勝鬘院(しょうまんいん)通称、愛染さんです。祭りの最中でしたのでよってみました。写真は多宝塔、重文です。 

大日大勝金剛尊、年に一度愛染まつりの期間中(今年は6/30~7/2)にだけ公開されているとのこと。


愛染さん入り口。



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JR環状線天王寺駅より徒歩12分
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