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①拝殿   
 拝殿は4代将軍徳川家綱の寄進で1664年に造営されたのが最初と言われている。残念ながらこの日は春の例大祭の準備で拝殿前には大きなテントが設置されており正面から堂々とした拝殿の全貌を拝むことが出来なかった。拝殿の奥には三ツ鳥居があり御神体の山と拝殿を隔てているとの事。残念ながら三ツ鳥居は拝殿前からは見ることが出来ない。 
②参集殿 
 
各社の老朽化に伴い平成の大造営事業で、平成9年に改修されたそうです。左に祈祷殿」があり、三輪山を背に西向きに建ちます。   
③祈祷殿 
 
重要文化財です。各社の老朽化に伴い平成の大造営事業で、平成9年に改修されたそうです。左に儀式殿、右に参集殿と3つの建物が、三輪山を背に西向きに建ちます。  
④儀式殿 
 
各社の老朽化に伴い平成の大造営事業で、平成9年に改修されたそうです。右に祈祷殿があり、三輪山を背に西向きに建ちます。   
⑤巳の神杉   
 巳の神杉には神様の遣いの蛇が住んでいるといわれている。拝殿に向かって右側にありお酒等が供えられていた。

 
⑥宝物収蔵庫 
 
三輪山麓出土の考古遺物等がおさめられている。 
⑦狭井神社   
病気平癒の神社。御神体である三輪山への登拝口が境内にある。但し、三輪山は御神体であり山そのものが神域であるため、軽率な気持ちで入山することは出来ない。 
⑧大鳥居   
高さ32mの大きな鳥居が国道169号線に面して建っている。神社境内の展望所からもその大きさが臨める。


最寄駅:JR西日本万葉まほろば線(桜井線) 三輪駅下車 (拝殿まで徒歩約10分) - 列車本数は
年末年始を除いて1時間2本程度であり、注意が必要
桜井駅(JR・近鉄)北口バス乗り場から、二の鳥居前まで運行(土日祝の昼間時のみ・年末年始及び毎月1日を除く)





大神神社(おおみわじんじゃ)




大神神社(おおみわじんじゃ)は、奈良県桜井市にある神社。式内社(名神大社)、大和国一宮、二十二社(中七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

日本で最古の神社の1つとされる。近年、大和七福八宝めぐり(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺、當麻寺中之坊、安倍文殊院、おふさ観音、談山神社、久米寺)の1つに数えられている。平等寺、大御輪寺、浄願寺(尼寺)の三つの大きな神宮寺があったが、明治時代の廃仏毀釈で廃絶した。

三輪山そのものを神体(神体山)としており、本殿をもたず、拝殿から三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道(原始神道)の形態を残している。自然を崇拝するアニミズムの特色が認められるため、三輪山信仰は縄文か弥生にまで遡ると想像されている。拝殿奥にある三ツ鳥居は、明神鳥居3つを1つに組み合わせた特異な形式のものである。例年11月14日に行われる醸造安全祈願祭(酒まつり)で拝殿に杉玉が吊るされる、これが各地の造り酒屋へと伝わった。

摂社の檜原神社は天照大神をはじめて宮中の外に祀った「倭笠縫邑」の地であると伝えられ、元伊勢の一つとなっている。また、作者不詳の能「三輪」ではキリ(終りの部分)の歌に「思えば伊勢と三輪の神。一体分身の御事。今更、なんと、いわくら(磐座・言わくら)や」との言葉があり、伊勢神宮との関係が示唆されている。

全国各地に大神神社・神神社(美和神社)が分祀されており、既に『延喜式神名帳』(『延喜式』巻9・10の神名式)にも記述がある。その分布は、山陽道に沿って播磨(美作)・備前・備中・周防に多い。吉備国を征服する時に大和王権によって分祀されたのではないかと推測されている。(2014.4.7訪問)


創建年:不詳(有史以前) 主祭神:大物主祭神 別称:三輪明神・三輪神社
⑤巳の神杉
清明殿
①拝殿
勅使殿
②参集殿
⑦狭井神社
⑧大鳥居
祓戸神社
⑥宝物収蔵庫
展望台
④儀式殿
③祈祷殿
磐座神社