①山門 | 入母屋造単層の八脚門。バス、タクシーでの参拝の場合は直接本堂下まで車が入るため、山門をくぐる参拝者はまれである。 |
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②本堂 | 1774年(安永3年)の再建。堂内には中央の厨子内に本尊の聖観音(しょうかんのん)像、向かって左に地蔵菩薩坐像(重要文化財)、右に千手観音立像を安置する。本尊は33年に一度開扉の秘仏で、近年では2005年(平成17年)に開扉された。なお、西国三十三所観音霊場の中興の祖とされる花山法皇の一千年忌を記念して、2008年から2010年にかけて各札所寺院で本尊の開帳が行われ、当寺の本尊は2008年9月6日 - 11月30日、2009年4月5日 - 5月30日に開帳された。 |
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③五重塔 | 本堂下、山門近くの広場に面して建つ。1998年(平成10年)に完成した新しい塔だが、鎌倉時代の建築様式を再現した木造塔である。 |
京都丹後鉄道天橋立駅で下車。観光船に乗車し一の宮桟橋に出て、天橋立ケーブルカー
またはリフトで山の中腹にある傘松公園に向かい、そこから山門までは丹後海陸交通の
運営する登山バスでいく。
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成相寺(なりあいじ) |
成相寺(なりあいじ)は、京都府宮津市にある寺院。山号は成相山。西国三十三所第28番札所。本尊は聖観世音菩薩。真言宗単立。境内から日本三景のひとつ天橋立が一望できる。 寺伝によれば704年(慶雲元年)、真応上人の開基で、文武天皇の勅願寺となったというが、中世以前の寺史は判然としない。2007年(平成19年)、高野山真言宗から独立し、真言宗単立寺院となった。 寺は天橋立を一望する成相山(569m)の山腹にあるが、創建時は山のさらに上方に位置し、修験の道場となっていた。現在地に移ったのは1400年(応永7年)の山崩れ以降である。山号は古くは「世野山」と称し、雪舟の『天橋立図』(京都国立博物館蔵、国宝)には、「世野山成相寺」の書き込みとともに当寺が描かれている。(2016.5.18参詣) |
創建年:(伝)704年 | 開基:真応上人 | 本尊:聖観世音菩薩 | 別称:成相観音 | 宗派:真言宗単立 |