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① 皇大神宮
 
伊勢神宮(内宮)の天照皇大御神の御分霊 をお祀りしています。
②住吉神社 
 
航路平安・航海安全の神であり、また和歌文学の神として尊敬されているとのことです。 
③天満宮 
 
大阪城鬼門の守護神として鎮祭されたことから城方向(北向)と称されている。 
④城方向八幡宮 
 
大坂城鬼門鎮護の社。大坂城の方を向いて北向きに建てられている。 
⑤鞴神社 
 
鉄鋼・金物の神として、また、かまどの神として信仰される。天目一箇神(あめのまひとつのかみ)、石凝土杼売神(いしこりどめのかみ)、香具土神(かぐつちのかみ)が祭神。 
⑥家造祖神社 
 
家造りの祖神を祀り、建築業者から崇敬される。手置帆負神(たおきのおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)が祭神。 
⑦浄瑠璃神社   
近松門左衛門ら文楽(浄瑠璃)関係者を祀る。文楽だけでなく、広く芸能上達の神として信仰される。 
⑧鴫野神社 
 
かつては弁天島(現在の大阪ビジネスパークの位置)に祀られており、淀殿が篤く崇敬した。淀殿死去の後は淀姫社と呼ばれるようになった。弁天島の用地売収にともない当社内に遷座した。現在も「女性守護の神」として信仰を集める。市寸島比売(いちきしまひめ)、大宮賣神(おおみやひめのかみ)、淀姫神(よどひめのかみ)が祭神。 
⑨拝殿   
本殿の建築は他に類を見ない特殊な様式で、本殿・幣殿の屋根が一つの流造り、しかも千鳥破風、すがり唐破風・千鳥破風の三破風を据えた”生國魂造” と呼ばれ、豪壮な桃山文化の遺構を伝えたものとされる。
⑩精鎮社   
元は表参道の蓮池に祀られていたが、戦後、地下鉄工事のために蓮池が埋められることになり、境内に遷された。事代主神(恵比須)、比咩大神(弁天)が祭神。 




大阪市営地下鉄谷町線谷町九丁目徒歩5分
近鉄大阪上本町徒歩8分



生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)


生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)は、大阪府大阪市天王寺区にある神社。式内社で、旧社格は官幣大社。難波大社(なにわのおおやしろ)ともいう。地元では生玉(いくたま)さんの通称で親しまれている。

伝承によれば、神武東征の際に、神武天皇が難波碕(現在の上町台地)の先端に日本列島そのものの神である生島大神・足島大神を祀り、国家安泰を祈願したことに始まるという。『日本書紀』孝徳天皇即位前紀には、天皇が難波宮造営に際して北隣する「生國魂社の樹(木)」を切ったとある。延喜式神名帳には「難波坐生國咲國魂神社 二座」と記載され、名神大社に列している。

1496年(明応5年)に蓮如によって、のちに石山本願寺となる石山御坊の草庵が神域の一角に結ばれた。石山本願寺は豊臣期の大坂城の詰之丸に存在したとされ、当社の最初の鎮座地は豊臣期の詰之丸付近に相当する、現在の天守閣周辺ということになる。

1580年(天正8年)に石山合戦の戦火により焼失。1583年(天正11年)には豊臣秀吉による大坂城築城に際して現在地への移転が決定された。秀吉は300石の社領を寄進して社殿を造営し、1585年(天正13年)に遷座された。このときに造営された社殿は「生国魂造」と呼ばれ、流造の屋根の正面の屋上に千鳥破風、唐破風さらにその上に千鳥破風と3重に破風を乗せるという独特の建築様式のものである。1615年(元和元年)には大坂夏の陣の兵火にかかったが、徳川秀忠によって再建され、これまで通り300石の社領が寄進された。

明治維新期の神仏分離によって神宮寺の法案寺(真言宗)を境外へ分離。1912年(明治45年)1月のミナミの大火により焼失し、翌年再建。1945年(昭和20年)3月の第1回大阪大空襲により焼失し、4年後に再建されるも1950年(昭和25年)9月のジェーン台風により倒壊。社殿喪失が相次いだこともあって、1956年(昭和31年)に鉄筋コンクリート造りで再建された。(2014.2.7訪問)


創建年:伝・神武天皇年間(紀元前711年-紀元前585年) 主祭神:生島大神、足島大神
⑩精鎮社
⑥家造祖神社
④城方向八幡宮
⑦浄瑠璃神社
⑤鞴神社
⑧鴫野神社
②住吉神社
③天満宮
⑨拝殿
①皇大神宮