生駒神社(いこまじんじゃ)往馬大社(いこまたいしゃ) |
往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)は、奈良県生駒市にある神社。式内社で、旧社格は県社。往馬大社(いこまたいしゃ)とも称し、生駒神社(いこまじんじゃ)と通称される。 創建の年代は不詳であるが、生駒谷十七郷の氏神としてこの地に鎮座し、奈良県内では大神神社や石上神宮と同様に神奈備(生駒山)を御神体として祀られた日本有数の古社である。また、神社の境内を覆う鎮守の杜は奈良県の天然記念物に指定されている。 文献での最も古い記述は、『総国風土記』の雄略天皇3年(458年)条に「伊古麻都比古神社」とあるものである。延喜式神名帳では大和国平群郡「往馬坐伊古麻都比古神社二座」と記載され、大社に列し、月次・新嘗の奉幣に預ると記されている。往馬坐伊古麻都比古神社二座の内、一座は祈雨(あまごい)の幣も賜っていた。 平安時代には神宮寺が十一ヵ寺あったという。 本殿は産土神の二座であったが、鎌倉時代に武家の守護神である八幡神への信仰が興隆し、五座の八幡神を合せ祀り現在の七座となった。 明治時代になると神仏分離によって神宮寺は廃され、県社に列せられた。 創建の年代は不詳であるが、生駒谷十七郷の氏神としてこの地に鎮座し、奈良県内では大神神社や石上神宮と同様に神奈備(生駒山)を御神体として祀られた日本有数の古社である。また、神社の境内を覆う鎮守の杜は奈良県の天然記念物に指定されている。 文献での最も古い記述は、『総国風土記』の雄略天皇3年(458年)条に「伊古麻都比古神社」とあるものである。延喜式神名帳では大和国平群郡「往馬坐伊古麻都比古神社二座」と記載され、大社に列し、月次・新嘗の奉幣に預ると記されている。往馬坐伊古麻都比古神社二座の内、一座は祈雨(あまごい)の幣も賜っていた。 平安時代には神宮寺が十一ヵ寺あったという。 (2023.8.30参詣) |
創建年:不詳 | 主祭神:伊古麻都比古神、伊古麻都比買神(他五神) |
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本殿 | 7連の春日造桧皮葺の本殿が建つ。中央に伊古麻都比古神、その右に伊古麻都比賣神が祀られる。左から順番に並べると息長宿禰王命、氣長足比賣命(神功皇后)、譽田別命(応神天皇)、伊古麻都比古神、伊古麻都比賣神、足仲津比古命(仲哀天皇)、葛城高額姫命の順となる。 | |
観音堂 | 神仏習合の名残。神功皇后の本地仏である十一面観音像(伝・雲慶作)を祀る。神社に仏教の堂宇が残っている所は少ない。 | |
英霊殿 | この場所に称徳天皇の黄金の位牌が埋められたという。 |
近鉄生駒線一分駅
第二阪奈有料道路 壱分ランプ/小瀬料金所
国道168号線一分バイパス