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①総門 | 1361年に建立されたが、1390年兵火にあって焼失。1464年に再建された。寺内の最も古い建物です。四脚門で、門の両側に土塀のついた総門です。 | |
②山門 | 1795年建立に着手。7年をかけて1802年完成した。楼上には釈迦三尊と十六羅漢がまつられている。 | |
③十六羅漢 | 120段の石段(羅漢坂)を登りきると、 左に釈迦・文殊・普賢像と十六羅漢の石仏があった。造られた年代不明だが、おそらく歴代の住職が彫ったものだと考えられる。 | |
④本堂 | 佐々木氏頼によって建てられたとか。だが幾度もの兵火、火災によって焼失している。この本堂は1765年に建立されたものである。本堂隣の庫裡も兵火にあい、1776年に再建された 。庫裏は1979年に改築された。 | |
⑤鐘楼 | 1470年に建立されたが、幾度もの兵火で焼失した。1772年に再建されたが、梵鐘は、太平洋戦争で供出されたが、1950年に再鋳された。 | |
⑥法堂 | 佐々木氏頼により造営された。1492年。1563年の兵火で焼失したが、1642年に再建された。だが1724年の火災により再び焼失。1728年に再び造営されたの がこの建物である。 | |
⑦禅堂 | 佐々木氏頼により造営されたが、幾度もの火災により焼失した。その後は法堂を道場としていたが、1928年に禅堂再建が発願され、1933年に再建された。 | |
⑧経堂 | 1404年に建立された。だが経堂も兵火により焼失、1555年再建されたが、1563年の火災でまたもや焼失した。この建物は1676年第に再建されたものである。 | |
⑨開山堂 | 1377年に開祖寂室禅師の徳を偲んで創建されたもです。1563年の兵火で焼失、1658年に再建されました、1724年またもや焼失したが、井伊直惟公が能舞台を寄進され今日に至っている。 |
永源寺(えいげんじ) |
永源寺(えいげんじ)は、滋賀県東近江市にある臨済宗永源寺派の本山。山号は瑞石山。 紅葉の美しさで知られる。開山忌が、毎年10月1日に行われる。 三重県いなべ市に永源寺跡があるが、鈴鹿山脈を挟んですぐ東側の三重県いなべ市にも永源寺の一部があったと言われている。三重県いなべ市の伝承では、永禄年間(1558年
- 1570年)織田信長家臣である滝川一益の軍勢が、北伊勢地方の寺を焼き払いながら迫って来たため、三重県側の永源寺の僧は兵火を逃れるため、寺の宝物などを持ち一夜にして竜ヶ岳の南側にある鈴鹿山脈の石榑峠を越えて、近江の永源寺へ逃れたとされているが、永源寺側の記録には一切ふれられていない。。三重県いなべ市の永源寺の建物は滝川一益の軍勢によって焼き払われたが、水田周辺に石垣の一部が残されている。 |
創建年:1361年 | 開基:佐々木氏頼、寂室元光 | 本尊:世継観世音菩薩 | 別称:・・・ | 宗派:臨済宗永源寺派 |