京都丹後鉄道宮津線天橋立駅下車、徒歩約5分

①本堂 
 

1657年(明暦3年)の改修により現在の形となる。1997年(平成9年)-1999年(平成11年)保存修理を施工。 
②多宝塔  

丹後国守護代・延永春信によって建立され、1501年(明応10年)に落成。 

③鉄湯船   

1290年(正応3年)に河内国の鋳物師・山川貞清により制作された。現在は手水鉢として使われている
 
 
智恩寺(ちおんじ)
創建年:(伝)808年 開基:(伝)平城天皇 本尊:文殊菩薩 別称:知恵の文殊 宗派:臨済宗妙心寺派
③鉄湯船





庫裡
宝篋印塔
②多宝塔


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智恩寺(ちおんじ)は、京都府宮津市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は天橋山(てんきょうざん)または五台山。「切戸(きれと)の文殊」、「九世戸(くせど)の文殊」、「知恵の文殊」とも呼ばれる。

奈良県桜井市の安倍文殊院(安倍文殊)、山形県高畠町の 大聖寺(亀岡文殊)などとともに日本三文殊のひとつとされる。本尊の文殊菩薩は秘仏とされ、正月三が日、1月10日、7月24日の年5日の開帳がある。

寺伝によれば、808年(大同3年)の平城天皇の勅願寺として創建されたという。延喜年間(10世紀初頭)には、醍醐天皇から勅額を下賜されたというが、以後、中世までの歴史は判然としない。当初は密教(真言宗)の寺院で、禅宗寺院になるのは南北朝時代以降である。

古くから文殊信仰の霊場として知られ、謡曲「九世戸(くせのと)」の題材となっている。現存する多宝塔は室町時代のものだが、本堂、山門、方丈などはいずれも近世以降のものである。(2016.5.18参詣)

無相堂
知恵の輪
①本堂




方丈
楼門
山門